更新:2022/08/30
豊丘村の村議有志がJR東海に質問書
[ 拡大 ] 本山の残土置き場
8月26日に豊丘村村議有志が豊丘村を通じてJR東海に質問書をだしました。
取り上げている内容は、重金属類を含む要対策土について、残土置場の工事についてです。
豊丘村内のリニアの工事状況については豊丘村のリニア対策室のページにJVが隣組の回覧文書として出している「工事だより」があります。
例えば質問書の3ページの(2)で本山の置場について、下沢(戸中)のようにまず最下流に調整池を作っているが、「工事だより」ではその点がどうなっているのか知らされていないと指摘しています。
残土置き場の丁度中央付近に東側に大きな支流があります。ここの工事状況は林道から見えます。最近聞いた話では、この支流に相当量の盛土がされているらしいです。
最下流部に沈砂池や調整池のようなものを作ってから盛り土すると計画さていたはず、「工事だより」を見る限り中流域、この支流と本流の合流よりやや上部に仮の沈砂池の写真があるだけです。
村内に相当に心配している方も少なからずいるのですから、よりきめ細かい情報提供が必要です。
2014年頃にこの谷を歩いたことがありますが、地図を見て予想したのとは違ってかなり急峻なところがある谷でした。本流を上流部から谷底を行くと2番目の堰堤のあるところが、狭窄部になっていて、非常に険しく先に進めませんでした。残念ながら下流を虻川合流部から遡上したことがないので詳しくは分かりませんが、地図を見て感じるよりかなり急峻な地形であるとの予想はできます。
残土置場のジンガ洞は、その下流のサースケ洞をへて虻川本流へ合流します。合流するあたりは渓流釣りをする人もいるはず。盛り土が崩壊した場合、虻川の釣り人にも危険が及ぶと思います。
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